販促とは、“お客様の行動を設計すること”

2025-10-31

「SNSをやってみたけれど、思うように反応がない」
「チラシを作っても、手応えが感じられない」
「何から始めたらいいのか分からない」

そんな声を、日々の相談の中でよく耳にします。
どれも決して間違っていません。
SNSもチラシも、販促の大切な手段のひとつです。
けれど、その前に必要なのは“設計”です。

販促は、思いついたアイデアを動かすことではなく、
お客様がどのように動くか、その流れを考えることから始まります。
どの手段が正しいかよりも、
「どんな順番でお客様に動いてもらうか」を設計する。
ここに、販促の本質があります。

私はよく、「販促計画は、経営を整える設計図のようなものです」とご案内しています。
売上や集客の数字は、経営の“結果”です。
その前にある“行動の流れ”を可視化し、整えていくことで、
結果は自然と変わっていきます。

たとえば、お客様がどう知り、どう感じ、どう動くか。
その順番を考えることが、販促を組み立てる最初の一歩です。
この流れを意識するだけで、
チラシの構成も、SNS投稿の発信の順番も、見え方が変わってきます。
これが、「型を意識した販促設計」です。

「設計」を一緒に描くということ

「設計」と聞くと、難しく感じるかもしれません。
でも、それは“誰かが作る計画書”のことではありません。
あなたの中にある想いや価値観をもとに、
一緒に整理し、形にしていくこと。
それが、販促計画を立てるということです。

「販促計画」は、経営を整える“設計図”のようなもの。
その設計図を、あなたの中にある想いをもとに、
対話を重ねながら、一緒に描いていきます。

そうして商いの流れを“見える形”に整えていくことで、
次の一歩が自然と見えてきます。
売上を上げることだけが目的ではなく、
自分の商いを自分の言葉で動かしていく力が育っていくのです。

まとめ

販促とは、「お客様の行動を設計すること」。
そして、その設計を通じて、経営の流れを整えること。

チラシでも、SNSでも、ホームページでも、
大切なのは“順番”です。
お客様がどう動き、どう感じ、どうつながるかを想像しながら、
自分の商いに合った流れを整えていく。

その積み重ねが、“稼ぐ力”を育てていきます。

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