2024-04-05
飛騨古川の「飛騨ともえホテル」様のホームページリニューアルをはじめ、ホテルパンフレット、仕出し案内、名物「山樵そば」のパンフレットなど、集客・販売に関わる販促支援を行いました。
ホームページのリニューアル後、それまでほとんどなかった自社サイトからの宿泊予約が増加。現在ではOTAに負けないほどのシェアを占めるようになり、宿泊客の増加につながっています。

飛騨ともえホテル様では、以前からホームページを活用されていましたが、宿泊予約の多くはOTA経由で、自社サイトからの予約は思うように獲得できていませんでした。
そこで、ホームページを新しくしたいというご相談をいただきました。
ただ新しいデザインに変えるのではなく、この機会に「この宿の何がお客様に選ばれる理由になるのか」を改めて見つめ直すところから始めました。
Webを取り巻く技術や表現方法は常に変化しています。しかし、ホームページの役割は、新しい技術を取り入れることだけではありません。
旅行先を探している人にとって、ホームページから受け取る印象は、「ここに泊まってみたい」「こんな旅をしてみたい」という期待にもつながります。
そこで大切にしたのが、飛騨ともえホテル様が長年培ってきた宿の魅力と、飛騨古川を訪れる旅行者が求めるものとのマッチングでした。
設備やサービスを並べるのではなく、「ここに泊まることで、どんな飛騨古川の旅を楽しめるのか」という視点から、伝える内容を整理しました。
まず、当時まだ対応できていなかったスマートフォンからの閲覧に対応するとともに、飛騨ともえホテル様の大きな魅力である「料理」を中心に据えました。
地元で採れる食材だけでなく、この地域の暮らしの中で受け継がれてきた料理を取り入れた「在郷料理」。飛騨を代表する「飛騨牛」。そして、かつて飛騨の山で働いた山樵たちの話から着想を得た名物「山樵そば」。
それらの料理を囲炉裏のある部屋で味わうことまで含め、一つの「飛騨の食体験」として伝える構成にしました。
また、飛騨古川は、高山や白川郷とは異なる魅力を持つ地域です。
昔ながらの町並みを歩くこと、地域の食文化に触れること、宿で土地の料理を味わうこと。飛騨古川だからこそ楽しめる滞在を意識し、料理、おもてなし、まち歩きをホームページのコンテンツへとつなげていきました。
設計した内容をもとに、ホームページ全体の構成・コンテンツ設計から、館内や料理の取材・撮影、Webデザイン、コーディングまで一貫して制作しました。
スマートフォン対応、サーバーの手配やドメイン移管、予約システムの実装など、予約までの環境も整備しました。
さらに、ホームページだけで終わらせず、ホテルのパンフレットも新調。仕出し案内や「山樵そば」のパンフレットなど、それぞれのお客様との接点に合わせた販促物へ展開していきました。
リニューアル後、それまでほとんど期待できなかった自社ホームページからの予約が増加しました。
その後、自社サイト経由の予約はOTAに負けないほどのシェアを占めるようになり、宿泊客の増加につながっています。
さらに、宿泊に続いてご相談いただいたのが仕出し部門の強化でした。
地域のお客様に向けて仕出し料理の案内チラシを制作し、新聞折込で展開。こちらも順調に受注につながり、現在では宿泊とともに重要な売上の柱へと成長しています。
今回の成果の土台にあるのは、飛騨ともえホテル様が長年大切にされてきた料理やおもてなし、そして地域との関わりです。
ホームページのリニューアルをきっかけに、それらを改めて見つめ、「誰に」「何を」「どのように届けるか」を一緒に整理したことで、自社サイトからの予約という新しい流れが育っていきました。
さらに、その取り組みはホームページだけにとどまらず、パンフレットや仕出し部門の販促へと広がり、新たな売上の柱づくりにもつながっています。
販促ツールを新しくすることが目的ではなく、お客様に選ばれる理由を見つめ、それぞれの接点に役割を持たせ、売上につながる流れを整えていく。
飛騨ともえホテル様との取り組みは、そのことを改めて実感した事例です。

(C) Hida-Sales Promotion & Planning